ファミリービジネスマネジメント - ファミリービジネス マネージメントオフィス

ファミリービジネス マネージメントオフィス

ファミリービジネスマネジメント

ファミリービジネスマネジメントで
家族の絆(きずな)と世代を超える経営の知恵を未来へつなぐ

ファミリービジネスマネジメント(FBM)とは

ファミリービジネスマネージメント(FBM)とは

ファミリービジネスマネジメントとは、創業者の血縁・地縁を中心とした人達によって経営の最適化・管理を行うことです。ファミリービジネスは、日本ではあまり聞き馴染みのない言葉ですが、実は日本の企業の約97%がこの形態を取っており、多くの優秀な企業がこの形態で成長してきました。

 

ファミリービジネスには、意思決定の速さや長期的なビジョン、独自の価値観や文化などのメリットがありますが、一方で、事業承継やガバナンス、資産管理や相続、デジタル化やESG対応などの課題もあります。これらの課題に対応するためには、ファミリーとオーナーとビジネスの3つの関係を的確に捉え、ファミリーの関わりを整理・再構築することが大切です。

 

私たちは、ファミリービジネスの特徴やニーズに応じて、最適なコンサルティングサービスを提供します。私たちは、ファミリーとオーナーとビジネスの3つの関係を的確に捉え、ファミリーの関わりを整理・再構築することで、ファミリービジネスの持続的な成長と発展を支援します。

ファミリービジネスマネジメントのメリット

意思決定の速さ

ファミリービジネスでは、経営者やオーナーが直接的にビジネスに関わっているため、意思決定のプロセスが簡素化されます。これにより、市場の変化に素早く対応したり、競争優位を維持したりすることができます。

長期的なビジョン

ファミリービジネスでは、事業を次世代に引き継ぐことを目指しているため、長期的なビジョンを持って経営を行います。これにより、短期的な利益よりも、持続可能な成長や社会的責任を重視したり、イノベーションや投資を積極的に行ったりすることができます。

独自の価値観や文化

ファミリービジネスでは、創業者や家族の価値観や文化がビジネスに反映されます。これにより、社員や顧客との信頼関係を築いたり、ブランドイメージや差別化を強化したりすることができます。

家族の絆や誇り

ファミリービジネスでは、家族が一丸となってビジネスに取り組むことで、家族の絆や誇りを感じることができます。これにより、家族間のコミュニケーションや協力が向上したり、家族の幸せや満足度が高まったりすることができます。

社会貢献の高さ

ファミリービジネスでは、地域社会や社会全体に対する貢献度が高いことが多くあります。これは、ファミリービジネスが地域に根ざして事業を行ったり、社会的な問題に対する関心や責任感を持ったりすることによるものです。これにより、ファミリービジネスは、社会の発展や安定に貢献することができます。

ファミリービジネスマネジメントの視点

ファミリーコンサルティングの視点

スリーサークルモデル

ファミリーミッション(※)が達成できるように、「資産の所有」、「事業経営」、「ファミリー」の3つの視点(スリー・サークルモデル)で、金融資産だけではなく、一族のさまざまな資源を活用しながら、次世代への承継を行うために全体最適を目指します。

 

(※)ファミリーミッション子孫や家族が繁栄するために、価値観や目標を含めて定め、行動指針を明示するものです。

スリーサークルモデルとは

ファミリービジネスマネジメントの支援メニュー

家族の目標の視点(Family)

家族の目標の視点(Family)

お客さまファミリーの「幸せとは何か?」を共に考えます。

家族(Family Consulting)

会社経営の視点(Business)

会社経営の視点(Business)

お客さまのビジネスの成長のための戦略を共に考えます。

経営(Business Consulting)

財産管理の視点(Assets)

資産管理の視点(Assets)

お客さまの大切な資産を守り、円滑な次世代への承継を共に考えます。

所有(Asset Consulting)

FBMコンサルティングの流れ

お客さまへの最適なソリューションの提供を目指して

FMBオフィスのファミリービジネスマネジメントコンサルティングでは、ファミリーミッションが達成できるように、「資産の所有」、「事業経営」、「ファミリー」の3つの視点(スリー・サークルモデル)で、金融資産だけではなく、一族のさまざまな資源を活用しながら、次世代への承継を行うために全体最適を目指します。弊オフィスのFBMコンサルティングは、以下のような流れで進められます。

Step 1顧客とのコミュニケーション
  • 顧客を知る
  • 家族関係を知る
  • 投資目的を知る
Step 2現状分析
  • ファミリーミッションの定義
  • ファイナンシャルゴールの確認
  • 問題点の整理
  • 課題の洗い出し
Step 3ソリューションの提案
  • 目的(運用、資産保全、相続承継等)に応じて、さまざまな手段を組合せる
Step 4実行支援
  • 他の専門士業、専門業者連携
  • ソリューションを実現
Step 5モニタリング
  • 総括効果検証
  • リスク対策
  • ファミリーミッション実現の可否

 

FBMオフィスで提供するソリューション例

長年培ったネットワークにより、さまざまなソリューション(課題解決)のためのツールを用意しています。以下のソリューション・ツールは、その一部分です。個別のツールにご関心を持たれた方も、ぜひ、気軽にお問合せください。

ファミリーオフィス

ファミリーオフィス運営創業ファミリーの円滑な合意形成

ファミリーオフィスとは、事業に成功した資産家のファミリーが、所有する事業や資産を積極的に経営・保全・運用し、ファミリーの永続的な発展を目的として運営されるプライベートな組織です。弊オフィスでは、ファミリーオフィスの運営を番頭としてサポートします。

資産管理・相続スキーム

資産管理・相続スキーム最適な法務スキームの組合せ

資産を管理・保全したり、次世代へ承継していくためには、経営権の問題、意思決定者の判断能力の低下、ファミリー構成員への富の分配、税務対策など、さまざまな視点が必要です。弊オフィスでは、最適な法務スキームの組み合わせをご提案させていただきます。

不動産の有効活用

不動産の有効活用資産価値の最大化

従来のような節税目的をメインとした土地活用だけではなく、その土地の本来持つ価値に見合った収益を生み出すことが重要です。資産全体の調査、分析を行い、ニーズや目的に合った対策案をご提案し、実行します。各種専門家とのコーディネートも行います。

海外ヘッジファンド

海外ヘッジファンド包括ポートフォリオによる資産保全

経済のグローバル化にともない、従来型の資産ポートフォリオでは、大切な資産を守ることができない可能性が生じています。弊オフィスでは、本業ビジネスや金融資産だけではなく、所有資産全体を見据えながら、海外ヘッジファンド等を含めたグローバルな視点で、包括的資産ポートフォリの構築をご提案をします。

ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタル成長戦略としてのVCの活用

将来の上場やM&Aを目指して、企業の成長を加速化させる新たな資金調達手段として、ベンチャーキャピタルを活用してみませんか。弊オフィスでは、事業会社が成長戦略の一環として、本業とシナジーのあるベンチャー企業への投資を戦略的に行うベンチャー投資(コーポレート・ベンチャーキャピタル:CVC)をご提案します。

公益財団法人の設立運営

公益財団法人設立社会貢献活動によるイメージ戦略

欧米では、成功した経営者・資産家が財団(Foundation)を 設立し、社会貢献活動(チャリティ)を行うのが常識となっています。日本においても、公益財団法人の設立は、富裕層の税務対策と公私に渡るイメージ戦略において極めて有効であり、 無限の可能性を秘めています。弊オフィスでは、公益財団法人の設立に関するアドバイスを行います。

※弊オフィスでは、各種法令を遵守し、税理士法に規定する税務相談は、一切行いません。これらの業務は、提携する専門士業、提携する専門業者等を紹介させて頂きます。

ファミリービジネスとスリーサークルモデル

スリーサークルモデル(3円モデル)は、ファミリービジネスの特徴的な構造を表現するためのモデルです。3つのサークルが重なり合っており、ファミリービジネスの複雑性を表しています。

 

 family business management

1.ファミリーサークル:家族関係の範囲

ファミリーサークルは、家族関係が重視されるサークルです。家族の絆や価値観、家族内での役割分担やルールなどが含まれます。ファミリーサークルには、親と子供や兄弟姉妹、祖父母や従兄弟などが含まれます。

2.ビジネスサークル:経営の範囲

ビジネスサークルは、企業経営の範囲です。ビジネスサークルには、経営者や従業員、顧客や取引先などが含まれます。ビジネスサークルでは、企業の目標や戦略、業績管理、財務などが重視されます。

3.オーナーサークル:所有の範囲

オーナーサークルは、企業の所有関係を表します。オーナーサークルには、家族や株主、経営者などが含まれます。オーナーサークルでは、企業の所有権や資産運用、株主間のコミュニケーションや意思決定などが重視されます。

 

スリーサークルモデルによるファミリービジネスの分析

ファミリービジネスは、この3つのサークルが重なり合っているのが特徴です。例えば、経営者が家族であり、家族が株主である場合、ファミリーサークルとオーナーサークルが重なり合うことになります。また、経営者が株主であり、従業員も株主である場合、ビジネスサークルとオーナーサークルが重なり合うことになります。

 

スリーサークルモデルを使って、ファミリービジネスの特徴や課題を把握することができます。例えば、家族と経営者の役割が混同されてしまう場合、ファミリーサークルとビジネスサークルが重なり合い、企業経営に悪影響を与える可能性があります。また、家族内での意思決定が経営に影響を与えることもあります。

 

一方で、ファミリービジネスは、家族の絆や信頼関係を基盤にした経営ができるという利点もあります。家族が協力し、同じ目標に向かって努力することで、企業経営にプラスの影響を与えることもあります。

 

ファミリービジネスには、家族とビジネスを分けることができるかどうか、また家族内での役割分担や意思決定のルールを明確にすることが重要です。さらに、株主間のコミュニケーションやオーナーシップの役割を明確にすることも必要です。

FBMオフィスによるスリーサークルモデルを用いたコンサルティング

スリーサークルモデルを使って、ファミリービジネスの特徴や課題を理解し、適切な対策を打つことが重要です。ファミリービジネスは、家族とビジネスの両方の側面を把握し、バランスを取りながら経営を進めていくことが求められます。

 

ファミリービジネスにおいては、家族や親族が経営や所有に関与していることで、様々なメリットや課題が生じます。これらを理解し、適切に対処することが、ファミリービジネスの成功につながります。私たちは、スリーサークルモデルというシンプルで効果的なツールを使って、あなたの会社のファミリーとオーナーとビジネスの3つの要素を的確に捉え、最適なコンサルティングサービスを提供します。

 

ファミリービジネスマネジメントのご相談~コンサルティングの流れ

FBMオフィスは、創業者ファミリーのためのコンシェルジュとして、資産管理、事業承継、経営サポートなどのコンサルティングを提供しています。私たちは、ファミリーミッション(家族の価値観や行動指針)に基づいて、「資産の所有」「事業経営」「家族の人生目標」の3つの視点から、創業者ファミリーのさまざまな資源を活用しながら次世代への承継を行うために全体最適を目指します。

 

FBMオフィスは、ファミリービジネスのためのコンサルティングを通じて、お客様ご自身の経済的安定と将来設計、そして事業の成長と発展に貢献します。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

 

STEP 01

STEP 01
ヒヤリング

お電話・メール・来所していただき、ご相談内容をヒヤリングさせていただきます。

STEP 02

STEP 02
お打ち合わせ

お客様のご相談内容に合った解決方法を打ち合わせしていきます。

STEP 03

STEP 03
ご提案

打ち合わせ後、最も良い解決案をご提案させていただきます。ご提案後の実行支援・フォローアップも行います。

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